クラミジア検査とトリコモナス検査の種類について

性病には様々な種類があり、それぞれ原因や症状、検査方法などが異なります。クラミジア感染症は性病の中でも最も感染者数が多い病気として知られており、日本国内だけでも100万人以上の感染者がいるといわれています。クラミジア感染症はクラミジア菌という病原体の感染によって引き起こされるもので、主に性交渉によって感染し、発症すると女性の場合には子宮頚管などに炎症が起こり、放置すると不妊症や子宮外妊娠などを引き起こすおそれがあります。クラミジア検査は専門の医療機関で行うのが一般的ですが、近年では自宅で検査を行い、それを郵送して検査してもらう検査キットなども販売されています。なお、クラミジア検査では主にPCR法と呼ばれる遺伝子検査が用いられ、この検査では感染が疑われる部位の粘膜や分泌液を分析し、クラミジア菌の検出を行います。また、クラミジア感染症と並んで感染者数が多い性病としてはトリコモナス膣炎が挙げられます。この病気は病原体の感染によって発症するクラミジア感染症とは異なり、トリコモナス原虫と呼ばれる原虫が膣に寄生することで発症し、発症すると膣の内部が雑菌が繁殖しやすい状態となり炎症を引き起こします。トリコモナス膣炎は性交渉以外によっても感染する可能性があることが分かっているため、必ずしも性病に分類される病気ではありませんが、検査や治療に関してはクラミジア感染症など他の性病と同様に泌尿器科や婦人科の担当となるため、症状があらわれた場合にはできるだけ早く専門医による検査や診察を受けることが重要となります。なお、トリコモナス膣炎の検査についても、近年では自宅で行える検査サービスが登場しているため、医療機関での検査に抵抗がある場合などはそうしたサービスを利用するのも有効です。