AEDの機能と使いどころ

人間の心臓は電気的な活動をしており、その電流の発生や回路に異常が起きると規則正しい鼓動を打てなくなります。一瞬だけの誤作動ならば健康な人にもよく起きるのですが、痙攣するような電流が起きてしまうと、血液を送り出すポンプとしての機能が果たせなくなり、心停止と同じ状況に陥ってしまいます。その電気的な異常を取り除く方法として、街中で行えるのがAEDによる電気ショックです。AEDは日本語では自動体外式除細動器と言い、心室細動などの致死的不整脈が起きた場合にパッドを貼り付けて電流を流して、心臓にショックを与える機能を持った医療機器です。

よく医療ドラマであるような両手で電圧装置を持って刺激するタイプとは違い、刺激自体や刺激を行うタイミングなどを機械が自動的に計算して行ってくれます。市中での救助活動を目的としているため、音声によるアナウンス機能があり、イラスト付きで使い方がわかりやすいよう設計されています。ショックは複数回必要となる場合もありますので、使用時は救急隊の到着までに何回行われたのか数えておき、到着した救急隊員に伝えることが望ましいです。致死的不整脈な原因は様々で、遺伝的な要因もあれば心筋梗塞や元々の心不全や、血液のイオンの異常などでも起こります。

しかしながら、例えば街中で不整脈のために誰かが倒れたとしても検査をすることはできませんし、点滴で対処のための薬を使用する訳にもいきません。一先ず命を守るために出来ることとして、AEDの装着が救命にはとても大切になってくるのです。

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